2012年12月21日
JBCCホールディングス株式会社
株式会社アピウスへの追加出資(持分法適用会社化)に関するお知らせ
―電子カルテ分野への取り組みを強化-
当社および当社グループの中核事業会社であるJBCC株式会社(以下、「JBCC」)は、本日開催の取締役会において、JBCCが株式会社アピウス(以下、「アピウス」)に追加出資を行うことを決定いたしましたので、お知らせいたします。これにより、アピウスは当社の持分法適用会社になります。
記
1.株式の追加取得の理由
JBCCは、医療関連事業強化のためJBCCヘルスケアコンソーシアム(JBHC)を設立し、医療分野において各種ITソリューションを保有する会員各社と連携し医療関連ビジネスを展開しております。また、JBHC設立時からの会員であり中堅・中小病院向けWeb型電子カルテおよび精神科電子カルテで数多くの実績のあるアピウスにも一部出資を行い、医療ソリューション分野においての協業関係を深めてまいりました。
今般、アピウスが電子カルテ事業の強化・拡充を行うに当たり、医療ビジネス分野において両社のさらなる関係強化を図るため、JBCCによるアピウスへの追加出資を行うこととしたものです。
なお、アピウスは、大病院ならびに急性期医療向け電子カルテを得意とするシーメンス亀田医療情報システム株式会社(以下、「シーメンス亀田」)の医療事業のアピウスへの統合を来年2月に予定しています。これによりアピウスは、大病院から中堅中小病院向け電子カルテ、急性期医療から一般療養型ならびに精神科向け電子カルテまで、フルラインアップでのソリューションが揃うことになります。(これを踏まえ、アピウスは平成25年2月1日を以って商号を亀田医療情報株式会社に変更する予定です。)
当社グループは、電子カルテ/医事会計を中心とする病院情報システムの提供から、サーバーやセキュリティ機器などのインフラ構築、運用保守まで、幅広くサービスを提供しております。このアピウスによる電子カルテのラインアップの拡充により、当社グループのサービスがご提供できる対象病院が拡大することになります。
JBCCは、今回の追加出資によりアピウスとの協業ならびに連携関係をさらに深め、医療関連ビジネスのさらなる拡大を図ってまいります。
2.異動する持分法適用会社の概要
(1) 商号
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株式会社アピウス(※) ※平成25年2月1日を以って亀田医療情報株式会社に商号変更の予定です。 |
(2) 本店所在地 |
東京都千代田区麹町四丁目8番地 |
(3) 代表者の 役職・氏名 |
代表取締役会長 亀田 俊忠 代表取締役社長 塚田 智 |
(4) 事業内容
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Web電子カルテ、一般科向け「アピウス エクリュ」及び 精神科向け「アピウス プシュケ」を初めとする医療機関向け 情報システムの開発と販売 |
(5) 資本金 |
2億円 |
(6) 設立年月日 |
平成12年2月1日 |
(7) 決算期 |
1月31日 |
3.取得株式数及び取得前後の所有株式の状況について
(1) 異動前の所有株式数 |
1,200株(所有割合 14.67%) |
(2) 取得株式数 | 1,300株(自己株式の処分1,020株、新株発行280株により取得) |
(3) 取得価額 | 105,300千円 |
(4) 異動後の所有株式数 | 2,500株(所有割合 29.55%) |
4.日程
(1) 取締役会決議日 |
平成24年12月21日 |
(2) 株式取得日 | 平成24年12月27日(予定) |
5.今後の見通し
本件による当社グループの当連結会計年度の業績に与える影響は、軽微であります。
(ご参考: 当社グループの医療関連事業について)
JBグループは病院様のベストパートナーとして、電子カルテ/医事会計を中心とする病院情報システムの提供から、サーバーやセキュリティ機器などのインフラ構築、運用保守まで、幅広く安心を提供しております。
また、電子カルテを含む各種医療ソリューションを、「患者様へのサービス向上」、「病院経営の強化」、「オープンなシステム」をコンセプトとした「MedicalVision」として体系化し、ITソリューションの観点から医療・ヘルスケア分野のお客様のご支援を行っております。
※当社グループの医療関連ソリューションについては、以下のURLをご参照ください。
⇒ http://www.jbcc.co.jp/products/medical/index.html
<お問い合わせ>
JBCCホールディングス 経営企画担当 村松
Tel:03-5714-5171
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