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2005年12月にJBグループに参画したNSISS株式会社。1988年の創業以来、多くのお客さまに生産管理や販売・物流管理などの基幹システムを構築した実績をもつ同社がJBグループとのコラボレーションによって新たに生み出すソリューションとは?
NSISS株式会社
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※2009年4月1日にNSISS株式会社は、JBエンタープライズソリューション株式会社(JBES)に社名変更しました。
NSISSは、1988年、日本IBMさまと新日本製鐵さまの合弁企業として誕生した。2005年12月、JBCCが両社から株式を買い取り、JBグループの一員となった。
「新日鐵さまの合弁企業と聞くと、大企業向けビジネスをやってきたのか?と思われるかもしれません。しかし、実際には新日鐵さまのグループ企業には中堅企業が多いのです。当社の役割は、IBMさまと協業して大企業向けのソリューション、サービスを提供すること及び中堅企業向けにハードからソフト、現在でいえばソリューション製品やサービスを提供すること。つまり、JBCCのビジネスとも共通する部分が多いのです」と奥野社長は笑顔で話す。
中堅企業向けビジネスという点ではJBCCと共通するが、得意なソリューションは製造業向けの生産管理や、鉄鋼の卸や販売を手がけるお客さま向けに提供してきた販売・物流管理システム。これはJBグループがこれまであまり手がけてこなかった分野である。
「取り引きさせて頂いているお客さまは似ていて、お互い異なる得意分野をもっている。つまり、双方のビジネスでは補完関係を作ることができるのです。JBグループへの参画という話が出た時には、例えば、JBグループが持っているSMACやSLCCのような施設も活用することができますし、お互いにプラスになる大変よい話だと考えました」
NSISSの強みのひとつである製造業向けの生産管理をはじめとした基幹システムの構築の中で、企業間の最適化を図るサプライチェーンマネージメントのためのソリューションを積極的に提供する機会も多かった。NSIオリジナルのWeb―EDIパッケージ製品「Web―EDI(受注・発注)」は、多くの企業へ導入した実績をもっている。
「鉄鋼のような製造業においても、製造現場と販売側をつないで、仕入れ先への発注業務のスピードアップやデータ精度の向上してお客さまニーズに迅速に対応することが不可欠になっています。サプライチェーンの構築を検討されている会社はもちろん、当社の存在を初めて知り、興味をもっていただければ、是非、当社にお声がけをいただきたいですね。色々なお手伝いができるのではないかと思います」
さらに、既存のお客さまに対しても、JBグループの一員となったことによるプラスメリットを提供できるという。
「JBグループがもつITサービスの提供力を生かして、ネットワークの構築やセキュリティ対策といったインフラ構築や24時間365日の運用監視サービスなどを提供し、『ますますきめ細かいサービスを提供する頼りがいのある企業になった』といわれるようになりたいと思います」
奥野社長は毎年ビジネスを行なう上でのスローガンを決めているが、ここ3年間は「チームワーク」をスローガンとしていた。それが今年JBグループとなったことで、スローガンは「コラボレーション」へ変化した。
「グループ企業というのは、共通の目的をもって進んでいかないとうまくいかないと考えています。これまでの体制であれば、チームワークというスローガンで十分でした。しかし、グループ企業としての機能を生かすためには、チームワークをもう一歩進めて、お客さまによりよいソリューションを提供するという共通の目的を実現するための共同作業、つまりコラボレーションを実現しなければならない。1+1の答えは2ではなく、3にも、4にもなるような、コラボレーションを実現したいと思っています」
毎日、激務に追われる奥野社長にとって、「何も考えず、無になれる時間」を実現するのが趣味の陶芸を楽しむ時。
「始めてから2年ほどになります。試しに一回のつもりが、すっかりはまってしまって(笑)。土に触れることも楽しいですが、どんな作品も世界でひとつのもの。それが楽しいですね」