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JBグループのサプライ事業を統括しているサプライバンク。同社はサプライを切り口に、Webなどによる顧客窓口を用意している。今年の5月には同社のWebを大幅強化し、取扱品目を一気に増やし、7月にはJBグループのワンストップサイトに合流を予定している。
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※2008年10月1日に株式会社イグアスとサプライバンク株式会社は経営統合しました。
サプライバンク(略称=SBC)は、2005年4月1日にJBグループのサプライ3事業が合併し誕生した企業で、IT、OA、オフィス各サプライを商材としたマルチベンダーサプライ企業である。
「現在の売り上げは130億円程度ですが、早い段階で200億円を突破したいと考えています」と、船岡弘忠代表取締役社長は語る。
同社は、ITサプライから文具、オフィス生活用品まで多彩な品ぞろえで、大手企業や中堅企業を中心とした顧客に対し、サプライWebソリューションを展開している。
同社の主戦場としている市場は寡占化が進み、非常に競争の激しい市場となっている。しかし、JBグループの強みを生かした提案をすることで、新しい付加価値を生み、顧客企業からも支持を集めている。
「お客さまに単純に品物を届けるということだけでは、差別化することができません。翌日に配送するということも、当たり前という市場です。そこで、サプライWebソリューションを使ったワンストップサービスの提供や購買業務代行などによる効率化の提案といったトータルソリューションを提案しています」。

中堅企業以上になると、取り扱う消耗品の数や量も多くなる。そのため、購買業務などに専任の社員を配置している企業も多いことだろう。しかし、購買業務は会社の本来の業務ではないバックエンドの業務となる。この部分のコストをできるだけ抑え、本来の業務にコストを集中投下したいと考え、業務改善を推進している企業も出始めている。
サプライバンクが提供している購買業務代行を活用することで、自社の社員を購買専任にする必要はなくなり、業務改善を大幅に推進することができる。また、現場が独自に行ってきた購買を集中することで、製品をまとまった数だけ発注することができ、購入価格や調達の手間暇を大幅に軽減することにもつながる。つまり、サプライバンクを利用するだけで、人的コストや購入コストなどを低減可能となり、トータルコストの削減にも寄与することにもなる。
「集中購買を行うお客さまも、ここ数年増えてきています。当社の提案するソリューションは、時代にもマッチしていると思います」。
と船岡社長は胸を張る。
さらにサプライバンクでは、顧客ごとに購入プロセスやオーダー方法などをカスタマイズしたWeb画面を用意し、展開している。
「お客さまによって、必要となるサプライは異なります。いくら取り扱い点数が多くても、自社で導入していない機器の消耗品ばかりが出てきても仕方ありません。そういった意味でもお客さまごとのカスタマイズの需要は高いと感じています」。
専用のWebを用意すると言っても、そのバックにはサプライバンクのシステムが動いている。調達に必要であれば、何でも調達できる仕組みとなっているのである。
顧客企業は、合理的で早く、集中購買のメリットを享受したいと考えている。必要なものを即座に購入できる手軽さと、業務効率を改善できる同社の優位性は高い。
またJBグループの強みは、それだけにとどまらない。顧客用の購買システムと顧客の会計システムを連携させるなど、企業システムとの連携も実現できるのである。要望に応じて、承認ワークフローと連動させた購買システムの構築も可能となる。
サプライバンクのシステムは、JBグループで蓄積されたノウハウの結晶である。それだけに、JBグループが提供してきたシステムとの親和性も高く、経理システムなどの企業システムとの連携も容易となっているのである。
この部分が、ほかのサプライ企業では、マネのできない差別化ポイントとなっている。
「社内システムと購買システムが連動すれば、まさしくワンストップのシステムとなります。これであれば、業務効率をさらに改善できるでしょう。そういった発想を持っている企業であるということを強く訴求していきたいと考えています」。
同社では、2007年5月からWebを大幅強化し取扱商品を1万5000点ほどに拡充する。検索機能などの利便性を向上させる「ワイルドカード検索」といった機能強化も同時に図り、より利用しやすいソリューションとしての訴求力を増すことで、市場を広げる狙いがある。
その後、7月にはJBグループとしてのワンストップサイトに合流。
「このグループとしてのサイトは、お客さまとJBグループをつなぐ窓口の役割を果たすことになります。サプライだけではなく、最新情報のタイムリーな発信も必要になりますし、お客さまに応じた最適な商品やサービスなどの提案も可能となるでしょう」とのことだ。
同社の展開はJBグループにとっても重要度を増していく。顧客接点を増やし、新しい展開をしていくJBグループに、注目が集まっている。