ルールを作り、手順通りに
すすめれば企業リスクも低減する。
何も難しいことはない
執行役員
コンサルティング事業部
エグゼクティブ・コンサルタント
鈴木 重保
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「内部統制」への関心が高まっている。しかしそれは「上場企業に限ったこと」と思っている中堅企業も多い。「内部統制」をひもときわかりやすく解説している書籍、『成長する中堅企業にこそ内部統制は必要』が5月中旬に発刊される。「本来、内部統制は、成長する中堅企業にこそ必要な仕組み」と謳う同書の著者、日本ビジネスコンピューター株式会社コンサルティング事業部・エグゼクティブ・コンサルタントの鈴木重保執行役員に話を聞いた。
本来の「内部統制」は法令に強制されない
2007年5月中旬に『成長する中堅企業にこそ内部統制は必要』(日経BP社)と題した書籍が発売される。タイトルから推測できるように、「成長する中堅企業」の内部統制の必要性について書かれた書籍である。
一般に「内部統制」というと「上場企業が対象」とされ、中堅企業は対象ではないという考え方が浸透している。この「対象」というのは、いわゆる日本版SOX法の「対象」であるかどうかということを指している。
しかし、本来の「内部統制」とは、法令に強制される性格のものではない。「内部統制」は、企業の成長に必要不可欠な「仕組み」であることを明示し、提言しているのが同書である。
その著者である日本ビジネスコンピューター株式会社コンサルティング事業部・エグゼクティブ・コンサルタントの鈴木重保執行役員に話を聞いた。
「執筆に至った背景ですが、"内部統制"について調べていたとき、これは中小企業さまが活用すれば非常にいい仕組みになるのではないかと思ったのが、そもそもの発端ですね。いろいろ調べていくうち、実際に"使える"と確信しました」。
本著は、コンサルティングやセミナーなどで活用した資料などを取りまとめ、「成長する中堅企業」向けに、鈴木執行役員が新たに書き下ろしたものだ。
1 コンプライアンス
2 業務効率の向上
3 財務諸表
「内部統制」と一言で言っても、さまざまな定義がある。中でも一番知られているのは金融庁・企業会計審議会の「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」であろう。また、米国トレッドウェイ委員会組織委員会の報告書などでも、その枠組みが触れられている。
「内部統制」は、上場企業が公開している情報の信頼性を担保するため、その多くは「財務諸表の信頼性」に軸足を置いて語られるケースが多い。しかし、中堅企業の場合には、「コンプライアンス、業務効率の向上、財務諸表の順で考えるとわかりやすいと思います」(鈴木執行役員)というように、上場企業と中堅企業では、その重要度が大きく変わる。
企業は、その成長と共に社員数を増加していく。その中で経営者が、社員全員の仕事内容や現状を把握するには限界があるため、ある時点から部下に一定の権限を委譲してする必要がある。そのような場合、社員をコントロールする「基準」が必要となる。
「例えば、公務員への接待は禁じられています。この事実を知っていれば、何ら問題は起きませんが、それを知らず接待してしまうと、後で大きな問題に発展することもあります。そのようなことが起きないようにコントロールすることが必要とされてます」。
コンプライアンスの順守で、企業リスクを軽減
コンプライアンスの順守は、あらゆる企業に求められている。法令違反することのない仕組み作りを行うことで、社員を守ることにつながり、企業がリスクを負うこともない。エネルギーのすべてを本来業務に注ぐことができるというのが、「内部統制」の本質である。つまり、内部統制という枠組みを決定しておくことで、その枠組みからはずれない限りは問題が起きる可能性も低く、社員は仕事に集中できることになる。業務効率や生産性を向上させるためには、非常に有用な仕組みとなる。
「実際に内部統制を"面倒なことが起こりそうだ"と考えているお客さまが多いことに驚いています。内部統制はこのソリューションを入れれば解決するといったハウツーではなく、基本を理解して、活用していただくことだと考えています」。
ルールを作り、手順通りにすすめれば企業リスクも低減する。何も難しいことはない。もちろん、JBグループでは、内部統制を支えるインフラやシステムを提供できる環境を整えている。顧客の個別の相談に対応できる懐の深い企業である。
「経営に近い部分からファイアウォールやバックアップをどうしたらいいのかといった相談まで、すべて提供できるのがJBグループの強みだと思います。お客さまにとっても頼りになる企業でありたいと思っています」。
また、同社では内部統制に対する理解を深めてもらうため、セミナーなども開催している。5月23日、28日、29日のJBグループITフォーラムでは、鈴木理事による講演も予定されている。鈴木理事の言葉は、シンプルなだけにわかりやすく明確である。これは、顧客のメリットを十分理解し、コンサルティングで培った経験やノウハウを言葉にしている鈴木氏だからこそ語れるものだ。このセミナーに参加することで、内部統制への理解を深め、自社のビジネスをよりドライブさせることにもつながるだろう。
JBグループは、書籍、コンサルティング、セミナーなど顧客接点を増やし、内部統制への理解を深めるための活動を続けている。