JBサービス株式会社
JBCCホールディングス株式会社

廃棄物の減量化、資源リサイクルを推進

JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社である、JBサービス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:後藤浩、以下 JBS)は、本年1月に発表した「環境関連サービス」の第二弾として、企業内で使用済の情報関連機器に対して、廃棄物の減量化、資源リサイクルを推進する「情報機器関連リサイクルサービス」を発表します。

昨今、携帯電話、テレビ、パソコンなどの電子機器の原料に使用されるレアメタル(希少金属)について、日本は世界最大の消費国でありながら、その大半が通常の産業廃棄物として処理されており、資源の循環が進んでいないのが現状です。
更に、産廃業者による不適切な処理やデータ流出などが問題となっており、企業が社会的責任を果たすためにも、廃棄処分完了までの処理方法の確認や監督が必要となっています。

「情報機器関連リサイクルサービス」は、企業内で使用済の情報関連機器(パソコン・モニター等)を専門的な解体技術を用いて「再資源品(レアメタル等含有品)」と「非再資源品(廃棄物)」に解体・分別することにより、資源の循環や産業廃棄物の減量及び処分費用の削減を支援し、循環型社会の構築を推進します。

このサービスは、環境省より優良産廃処理業者に認定されている再資源業者を紹介し、「再資源品」はお客様所有物として売却支援を行います。また、「非再資源品」に関しては、産業廃棄物処理委託契約の支援及び産業廃棄物管理票(マニフェスト)起票・交付・回収に対するお客様の事務作業を代行します。
これにより、廃棄物の大幅な削減とともに製品ごとの資源リサイクル率が見える化され、CSRの観点においても直接的な役割を果たすことができます。
※詳細なデータ消去報告書についてはオプションサービスとして提供します。

「情報機器関連リサイクルサービス」は、2012年10月15日よりJBサービス株式会社を中心としたJBグループ(*1)で販売を開始し、初年度の販売目標は5,000万円を目指しています。
「情報機器関連リサイクルサービス」は、JBSの中核事業であるLCM(*2)を強化するものとし、今後も経営資源を集中させ、事業領域を拡大していきます。

【製品概要】

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【特長】

1.解体・分別
  ・情報機器毎の再資源品(解体・分別)を設定
  ・再資源品目(マテリアル含有品)の選定・価格を再資源業者と折衝
  ・環境に配慮した手解体技法を使った解体・分別基準の設定及び作業の実行  
  ・買付業者に再資源品を引渡し

2.産業廃棄物処理に関する事項
  ・優良な産業廃棄物処理業者の選定、紹介及び処分委託契約締結支援
  ・産業廃棄物管理票(マニフェスト)の交付(代行)、回収
  ・分別後の産業廃棄物の処分業者への引渡し

3.資産管理
  ・受入検品、一時保管、出庫管理
  ・資産滅却報告書の提出
  ・入庫から解体作業、分別作業、出庫に至るまでのプロセスを写真画像にて保存、提出

4.セキュリティ管理
  ・厳格なセキュリティエリアでの作業
  ・CCTV(監視カメラ)及び電子施錠の設置
  ・構内及び作業場の入退室管理及び電子施錠の更新
  ・管理者・作業者への定期的なセキュリティ教育の実施

(*1) JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/)

(*2) Life Cycle Managementの略。
IT機器の調達から導入、運用、廃棄までをワンストップで提供する運用アウトソーシングサービス。


<関連リンク>
●JBサービス株式会社 https://www.jbsvc.co.jp/

<お問い合わせ>
●報道関係の皆様
JBCCホールディングス 広報担当 松尾/村松 
Tel:03-5714-5177 e-mail: jb_info@jbcc.co.jp