株式会社Photosynth
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
JBCCホールディングス株式会社


「Akerun入退室管理システム」と各種クラウドサービスを自動連携するサービスを共同開発

JBATのクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe」により、
Akerunと様々なクラウドサービスを開発不要でシームレスに連携可能


株式会社 Photosynth(本社:東京都港区、代表取締役社長:河瀬航大、以下フォトシンス)とJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:薮下 真平、以下JBAT) は、JBATの提供するクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe API-Connect」を活用し、フォトシンスが提供するクラウド型の「Akerun入退室管理システム」と様々なクラウドサービスを自動連携するサービスを共同開発しました。

< Qanat Universe API-Connectを活用したAkerunとクラウドサービスの連携イメージ >

akerun1.png

企業を取り巻く環境の変化とDXへの課題

企業では、働き方の多様化に伴うテレワーク環境の整備やオフィスのセキュリティ対策などの取り組みが進展するなか、コミュニケーションやイノベーションの促進を目的としたオフィス回帰の動きも広がってきており、オフィスや施設の入退室管理の必要性も改めて見直されています。

「Akerun入退室管理システム」は、入退室管理だけでなく、勤怠管理、会員管理、予約管理、決済などのクラウドサービスとAPIで連携することで、労務関連業務の効率化のみならず、施設の無人運営など、「Akerun入退室管理システム」を活用したDXの実現を支援しています。一方で、「Akerun入退室管理システム」ではパートナーの提供するクラウドサービスとの連携機能をフォトシンスおよびパートナーが開発・提供していますが、企業が自社システムと「Akerun入退室管理システム」を連携させる場合には、APIに関する知識・開発スキルに加え、開発費用や作業工数などの負担も課題となっていました。

Akerunとクラウドサービスとのシームレスな連携を実現する共同開発ソリューション

今回、フォトシンスとJBATは、企業における「Akerun入退室管理システム」とクラウドサービスとの連携における費用や工数の課題を解決し、さらなる価値提供と変化するビジネストレンドへの柔軟な対応を支援することを目的に、JBATが持つクラウドデータ連携基盤「Qanat Universe」を活用した共同ソリューションを開発しました。

この共同ソリューションでは、短期間かつ低コストで「Akerun入退室管理システム」と様々なクラウドサービスとの連携を実現でき、企業や施設の利用環境や用途に合わせて幅広くご利用いただけます。

今後も、JBATでは企業や施設の利用環境や用途などに合わせて、「Akerun入退室管理システム」と連携可能なクラウドサービスの拡大と機能拡充を推進します。


akerun2.png

両社では、今後も「Qanat Universe」を活用した「Akerun入退室管理システム」と様々なクラウドサービスとの連携を拡充することで、入退室管理やセキュリティにとどまらない、様々なオフィス/施設関連サービスとのシームレスな連携を拡充し、さらなる提供価値の向上を推進します。

今回の発表にあたり、恵比寿ガーデンプレイスタワーのエレベーターホールの来訪者管理に導入いただいたサッポロ不動産開発株式会社 砂子澤様よりエンドースメントをいただいております。

サッポロ不動産株式会社 技術本部 技術部 恵比寿グループ 砂子澤 遊 様

今回、ビルのセキュリティレベル向上を目的としてエレベーターホールにオートドアを設置することが決定していましたが、それにより来訪者管理が必要になることが課題でした。

このシステムを導入することで、セキュリティレベルを向上しつつ、お客様来館時の手間を極力減らすことができるようになると期待しています。さらに、従来の来訪者管理システムで必要だった高額な機器費、工事費も削減でき、維持管理コスト削減も実現できると考えています。今後もテナント様と管理者双方にとって利便性の高いサービスを提供いただけることを期待しています。

本取り組みの詳細は以下よりご確認ください。

https://photosynth.co.jp/topics/2023/case_ebisu_gardenplace/



■ 「Akerun」について
https://akerun.com/

「Akerun」は、あらゆる鍵をクラウド化し、利便性やセキュリティの向上を実現するIoTサービスです。デジタルIDと物理IDを組み合わせてユーザーを認証するアクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」を活用し、あらゆる扉がインターネットにつながることで、様々な場所やシーンへのアクセス管理を実現します。

Akerunブランドの主要サービスである法人向け「Akerun入退室管理システム」は、既存の扉に後付けで導入できるクラウド型サービスで、スマートフォンやICカードでの施錠・解錠に加え、Web管理ツールやスマートフォンアプリからの入退室履歴の確認、遠隔での施錠・解錠、鍵権限の付与・剥奪など、クラウドを通じた鍵の権限管理や入退室管理が可能になります。

■ 「Qanat Universe」について https://www.jbat.co.jp/lp/qanatuniverse_connect/

「Qanat Universe」は、基幹/業務システムやクラウドのサービス、PC、モバイルの他、IoTデバイスなど、社内(オンプレミス)、クラウド上の様々なシステムやサービスをシームレスにつなぐ、クラウド連携プラットフォームです。「Qanat Universe」を利用することで、利用者は接続先を意識せず、素早く、低コストでシステムの連携と業務の自動化が実現できるようになるため、数多くのソフトウェアメーカーに自社製品と他社のサービスをつなぐ連携プラットフォームとして採用されています。


■ 株式会社Photosynth (フォトシンス) について https://photosynth.co.jp/

「つながるモノづくりで感動体験を未来に組み込む」をミッションに掲げ、キーレス社会の実現を目指して、既存のドアに後付けで設置するだけで鍵をクラウド管理できる「Akerun入退室管理システム」をはじめとしたAkerunブランドのクラウド型IoTサービスを提供しています。Akerunにより、オフィスの扉をインターネットにつないでクラウド化することで、ICカードやアプリでの鍵の施錠・解錠に加え、クラウドを通じた鍵の権限付与、入退室履歴の確認など様々な場所やシーンへのアクセス管理が可能になります。このクラウド型IoTサービスにより、規模を問わず、さまざまな業種、業態の企業の働き方改革とデジタルトランスフォーメーションを支援します。


■ JBアドバンスト・テクノロジー株式会社について https://www.jbat.co.jp/

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社は、JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:東上 征司)の事業会社。JBグループにおいてクラウドサービスやソフトウェア等の製品開発および先進技術の研究を担い、ハイブリッド・クラウド環境での様々なデータをつなぐ“Qanatシリーズ”をはじめ、お客様の業務のデジタル化を実現するソリューションを開発・提供しています。

PDF版はこちら→20230522_Akerun_QanatUniverse_JBAT.pdf


本件に関するお問合せ

●報道関係の皆さま JBCCホールディングス株式会社 広報 長谷川 

 Tel:03-6262-3233 E-mail: jb_info@jbcc.co.jp

●お客さま JBアドバンスト・テクノロジー株式会社 菅/篠﨑

E-mail: jbat_sol@jbat.co.jp