第56期 株主通信
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9私は妊娠期間中に安静を要する状態となったため、数か月在宅でのテレワークを実施し、出産と同時に2人で育児休暇を取得しました。復帰時は、時短勤務ではなく、フルタイム勤務を選択。代わりに、0歳児の養育中は、休憩時間を追加で1時間取得できる制度を利用し、通常より1時間早く退社していました。幸い、出産前後は、2人とも同じ事業部に所属していたため、仕事面でのお互いの忙しさは把握できる環境にありました。また、妊娠・出産・育児を通じて必要な入退院や定期健診なども仕事と同じようにスケジュール管理を行い、夫婦間のコミュニケーションはとてもスムーズにできたと思います。そして、子供が保育園に通う現在まで、家事・育児のスキルに夫婦で差がでないように意識しています。これにより、どちらかが出張で留守にしても不便を感じることは全くありません。私自身は、男性が育児休暇を取得することが特別なことだというイメージは持っていません。里帰り出産せず、2人で育児をがんばろうと決めた際に、自然に、それなら自分も育児休暇を取得しようと思いました。当時、SI事業部では既に、男性の育児休暇取得の前例もあり、女性も育児休暇から、復帰して働く文化も根付いていましたし、上司や同僚の理解が得られる状況にあったことも、大きな要因ではあったかと思います。ただ、世間的にはまだまだ普及率は低いようで、両親や友人、また病院や区役所でも、男性の育児休暇取得は、すごいね!と珍しがられることが多いです。慎也さん手作りの常備菜社員が語るさん (戸籍姓:杉本)JBCC テクノロジー推進 長はせべ谷部 可か奈なQJBCC SI事業部 杉すぎもと本 慎しんや也さんQ働き方改革の実践ご夫婦でJBCCで働き、お二人とも育児休暇を取得された 杉本さん/長谷部さん夫妻にお話を伺いました。お2人で協力して仕事と育児を両立させるため、何か制度を利用したり、工夫をされていますか?男性の育児休暇取得率はまだまだ低いのが現実ですが、そんな中、取得を選択する決め手は何かあったのでしょうか?

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