第56期 株主通信
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1JBCCホールディングス株式会社代表取締役社長東上 征司株主の皆様には、平素より格別のご愛顧ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。ここに当社の2020年3月期(2019年4月1日〜2020年3月31日)の事業概況をご報告申し上げます。当連結会計年度は、4ヵ年の中期経営計画「Transform2020」3年目にあたり、クラウドサービス、セキュリティサービスやNew SI(新しい手法によるシステム開発)等の戦略的注力分野が順調に伸長いたしました。さらに、SI及びサービスの受注も極めて高い水準で推移し、当グループの業績は好調に推移いたしました。この結果、売上高65,618百万円(前年比11.4%増)、営業利益3,461百万円(前年比31.6%増)、経常利益3,606百万円(前年比31.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,951百万円(前年比9.5%増)となり、中期経営計画を一年前倒しで達成しております。年間配当につきましては前年度の46円から50円と増配、さらには、自己株式取得875百万円も実施し、ご支援を賜った株主の皆様への利益還元を行っております。今後の見通しにつきましては、当社の主なお客様である中堅企業のIT投資は引き続き伸長するものと予想しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出と宣言期間の延長やそれに伴う経済活動の停滞等によりお客様のIT投資計画の延期、中止や景況感の悪化が見込まれており、先行きは一層不透明な状況となっております。当社といたしましては、引き続きお客様のデジタルトランスフォーメーションの支援を推進していくため、7つの成長事業「WILD7」の強化・拡大を着実に進めていくことに加え、技術力の強化及び働き方改革のさらなる推進にも取り組んでまいります。株主の皆様にはより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。代表取締役社長 ご挨拶

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