
INTERVIEW
販売・教育スキルを活かして、
インフラエンジニア部門の業務改善に挑戦
MY CAREER私のこれまで
前職 | インフラエンジニア |
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Now!! JBCC/2021年入社 |
インフラエンジニア |

Q1.
入社理由について教えてください
案件遂行だけでなく、一緒にもっと強いチームを作りたかったから
私がインフラエンジニアになるまでの流れは少し変わっています。製菓学校卒業後の20代前半に、偶然出会ったPC販売のアルバイトをきっかけにして、これからはサポートが必要になる時代だと考え、ユーザーサポートの世界にIT未経験で飛び込みました。そのうちBtoCからBtoBの案件に関わらせていただくようになり、フィールドエンジニアを経験。さらに上流工程に関わるためスキルを磨き、インフラエンジニアへとキャリアチェンジしました。また、まだ見習いの若い頃は生計を立てるために他のアルバイトや個人業もしていました。インフラエンジニア以外の経験で現在に大きく影響しているのは、常時在席200名規模のコールセンターでオペレーター育成に携わり、組織全体のコミュニケーション・カウンセリングスキルの向上に取り組んだことです。
インフラエンジニアは技術職ではあるものの、コミュニケーションスキルも必要です。私の少し変わったキャリアで得た視点から、フィールドエンジニア時代から仲の良い協業関係にあったJBCCのチームは「さらなる強化が可能なはず。チーム強化にチャレンジしたい。」と思うようになりました。その熱量をJBCCも必要としてくれたため、学歴も経歴も変わっている私ですが入社が叶ったのだと思っています。

Q2.
現在、どんな仕事を担当していますか?
SaaS製品導入案件と業務改善のリーダー
インフラエンジニアの部門に所属し、SaaSビジネスに関するチームのリーダーを務めています。主にMicrosoft 365などのSaaS製品の案件を中心に、セリング活動・プロジェクトマネジメント・設計・構築・運用保守を担当しています。案件の性質やチーム状況に応じて立場を変え、臨機応変に動いています。
このチームは入社1年目に発足し、業務改善も取り組んできました。なかでも特に力を入れたのが、セリング活動の強化です。顧客満足向上だけではなく、従業員満足向上にも繋がると常々思っていたからです。

Q3.
業務改善の具体的な内容は?
セリング活動と人材教育の強化
セリング活動はエンジニアの役目のひとつですが、日々の構築や保守に専念していると、なかなかスキルアップが難しい分野でもあります。セリング活動の時点で、本当にお客様にとって価値のある「運用フェーズまでしっかりと視野に入れたご提案」をお客様が正しく理解できるようにお伝え出来ないと、アンバランスなご提案内容に着地してしまい、結果、構築や保守に追われてセリング活動に十分な時間が取れず、また同じサイクルが繰り返されるという悪循環が起こります。
販売職時代の私は、会話や顧客心理のロジックを研究し、双方が納得のいく取引を交わすことに注力していました。その先にしか顧客満足と従業員満足の両立はないと、たくさんの失敗から学んでいたからです。この経験を活かし、チームのメンバーにレクチャーしています。例えば見積もりの際は、なぜこの金額になるのか、事例も参考にしますが、その根拠を明確に持って自分の提案に自信を持った上でご説明をすること。言葉づかいひとつを取っても、「こういう言い方をすると、お客様を不安にさせないよ」と、セリング活動に必要な技術をひとつずつアドバイスしていきました。こうしてチーム発足から2年目に見積の仕組みを整えて、提案内容の向上とスピードアップを実現。3年目にはチームメンバーが前に立って、お客様に喜んでいただけるご提案ができるまでに、チーム全体の対応力アップを実現しました。
Q4.
仕事で大切にしていることは何ですか?
恐怖心を和らげ、笑顔になってもらうこと
システム導入には恐怖心がつきものです。お客様は、投資額の大きさと失敗するリスクに加えて、専門性が高く難解な点にも不安を抱えています。私がいつも意識しているのは、この不安を和らげ、「笑う余裕」を持ってもらうことです。打ち合わせの場ではお客様に目線を合わせ、そのお客様にとって最もわかりやすい説明を心がけています。疑問・不明点がひとつでも解消されれば、不安からくる緊張はほぐれて笑顔になってもらえます。笑顔で「任せたい」「任せてよかった」と心から言ってもらえることが私にとっての成功です。
一方、システムをつくる側の私たちにも緊張はあります。システム障害の影響は甚大だからです。クラウド時代に入社した若手の多くは、オンプレミスに苦手意識を持っています。知らなくて怖いのは当然です。幸いなことに私は、オンプレミスもクラウドも扱える世代。いわば「時代の狭間のインフラエンジニア」として、メンバーが安心して笑顔で働けるようフォローすることを心がけています。

Q5.
今後の目標について教えてください
マネジメントを通じて、「砂の城」をアップデートしつづけたい
IT企業という組織は、新しい技術の積極的な習得と強い競争力が必要で、例えるなら「砂の城」だと思っています。放っておくと、乾いた砂は風に吹き飛ばされて、削れて小さく弱くなってしまう。そのため常日頃から、新しい砂を持ってきて、水をかけて固めて、大きく強くしていかなければなりません。その点、JBCCは技術やニーズの変化に目を光らせ、新しい施策を次々と打ち出す会社です。経営層が率先して「ここに砂を持ってきて、ここを固めよう」と号令をかけてくれます。会社の進む方向が明確なので、社員間でベースの意識合わせが必要なく突き進めます。私にとってJBCCは非常に仕事がしやすい会社だと感じています。一人ひとりの力には限界があるので、これからもみんなで力を合わせて事業をアップデートし続けます。
今後のキャリアに関しては、マネジメント側で仲間を支えていけるように成長したいです。顧客満足と従業員満足の両立ができる体制を強化しながら、エンジニアがもっとチャレンジしやすい環境をつくっていきます。

DAY OFFオフの過ごし方
週1回の終業後は、ジュエリー職人さんから習う本気の彫金教室に通って、アクセサリー製作をしています。老後にお店を持ちたいという30歳くらいからの第2の夢のためです。
インフラエンジニアは、本番切替などで土日・夜間の稼働もあり、案件都合が最優先ではありますが、テレワークとフレックスタイムで、昔より調整がしやすくなっているので、プライベートも充実しています。