Interview
本社移転にあたっては、JBCCグループ各社からメンバーが集まり、タスクチームが結成され
チームの一員として活動してきた
お二人にインタビューしました。
C&Cビジネスサービス株式会社
ファシリティ担当
草地 恭子
JBCC株式会社
事業経営管理グループ管理
吉川 直毅
コンセプト『Tsunag』を実現するためのオフィスづくり
C&Cビジネスサービス株式会社
ファシリティ担当
草地 恭子
オフィス移転タスクチームは、各グループ会社、各職種のメンバー12名が集まりました。新しい働き方とは?テレワークが当たり前になった働き方の中で、リアルオフィスの役割とは?と考えました。どうすれば、リアルコミュニケーションの場として活用できるのか?来たくなるオフィスになるためにはどうしたら良いのだろうか?とそれぞれの職種の立場でたくさん話し合いました。
コンセプトである「Tsunag(つなぐ)」を体現できるように、来たくなるオフィスになるように、オフィスを4つの目的でつなぐために、メンバーの様々なアイディアをオフィスに活かしました。居心地の良い空間を作るため植栽やアロマ、音楽などを効果的に取り入れたこともそのひとつです。
例えば、情報のエリアには、小あがりのスペースをつくり、今までのオフィスにはない形をつくり社員同士の交流が生まれるように考えました。併設されているカフェも、ひと役買ってくれていると嬉しいです。カフェのメニューも、タスクチームで試飲を重ね選びました。野菜や果物を使ったスムージーやコーヒーなど味にもこだわりました。これからも、多くの社員に利用してもらいたいですね。お客様にもぜひ、おすすめして欲しいです。
お客様へお伝えしていきたい、JBCCグループの働き方
今、JBCCグループの新しい働き方をご覧いただこうとお客様向けにオフィスツアーを行っています。実際にご覧いただいたお客様からは、ここまで細部にこだわったオフィスは初めてだというお声や、新しい働き方への仕掛けについてお客様自身の働き方にも活かしていきたい、といったお声をいただいています。いろいろな苦労はありましたが、頑張ってきてよかったなと嬉しく思います。新しいオフィスは完成しましたが、これで終わりではなく、ここからがはじまり。JBCCグループらしく、これからも楽しく、明るく進化し続けていきたいです。
一番のこだわりはコンセプト『Tsunag』
仲間と「つながり」、お客様と「つながり」、未来へと「つなぐ」
JBCC株式会社
事業経営管理 グループ管理
吉川 直毅
新しいオフィスを作るうえで、もっとも時間をかけたのはコンセプト作りです。オフィス移転タスクチームの立ち上げ当初はコロナの終息が全く見えない中で、オフィスの在り方そのものを考える必要がありました。「来たくなるオフィス」とはどんな場所なのか。さまざまな意見を出し合い、人と人とをつなぐコミュニケーションの場にしていこうという結論に至りました。いままで異なるロケーションで活動していたグループ各社が、リアルコミュニケーションの場である八重洲オフィスに集まり、会社の垣根を越えて一体となり、新たなイノベーションを起こしていく。その核となるコンセプト「Tsunag」を生み出せたからこそ、JBCCグループの新しい働き方の発信地であるこの八重洲オフィスが誕生したのだと思っています。
スケジュール管理や意思決定の難しさ
私は事務局として、主にタスク管理やスケジュール管理を担当してきました。オープン日が1年半後と決まっていたため、作業の遅れは許されません。それでも、コンセプト「Tsunag」を実現するオフィスにしたいというタスクメンバー全員の想いがあったので妥協はしませんでした。その結果、当初想定していたよりも決めなければならないことが多くなってしまいました。
内装の素材やデザイン、家具や設備の搬入など、それぞれ調整をする必要があり、スケジュール管理は想像以上に大変でした。しかも、普段の業務と並行して活動していたため、多忙なタスクメンバーとの日程調整も難しく、本当に苦労しました。それでも、社内外との調整を行い、何とか期日としていたオープンまで辿り着けたので、ほっとしています。
お気に入りの場所で働ける喜び
新しくなったオフィスへ出社してくるみなさんの顔がとても明るく笑顔なのが、印象的です。今日はどこで仕事をしよう?など、気分や仕事の内容に合わせて選べるところも魅力のひとつですね。
私のお気に入りは、何といっても創出のエリア。集中したい作業や、資料を作るといった仕事に取り組めるように、その空間では電話や Web 会議を禁止しています。午前中は情報のエリアで情報交換をし、午後は創出のエリアで集中した作業に専念するといった働き方ができる点も、仕事のメリハリができていいなと実感しています。お客様や就職活動をされている学生の方たちなど、多くの方に八重洲オフィスへお越しいただいて、実際のオフィスの雰囲気を体感してもらえたらと思っています。