JBCCホールディングス株式会社

 当社は、本日開催の取締役会において、当社の完全子会社を当事者とする組織再編を実施することについて基本方針を決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


1.本組織再編の概要

平成24年4月1日をもって、当グループの情報ソリューション分野に係る組織再編を以下の通り実施いたします。

(1)JBエンタープライズソリューション株式会社(JBES)及び日本ビジネスコンピューター株式会社(JBCC)に加え、JBサービス株式会社(JBS)の一部事業(基盤構築とその後のシステム運用を行う事業)を事業統合いたします。(以下、統合会社を「新JBCC」という)。

(2)上記の通り一部事業を分離したJBSと株式会社ジェイビーシーシー・テクニカル・サービス(JBTS)を事業統合いたします。(以下、統合会社を「新JBS」という。)

なお、具体的な再編方式等に関しましては、今後、対象会社の詳細分析を行い、本年末を目途に最善の方法を決定の上、お知らせする予定です。

2.本組織再編の目的

当グループは、平成18年4月に純粋持株会社体制に移行し、傘下の事業会社の特色・個性を活かしつつ事業の拡大に努めてまいりました。しかしながら、リーマンショック以降の経済情勢は依然厳しい状態が続いており、加えて、情報システムに対するお客様のニーズも多様化と高度化が進んでおります。

今般、これらの環境変化に的確に対応し、先頃策定した中期経営計画「Innovate2013」を具現化するために、一部経営資源の再配置を行い、事業会社の体制を見直すことといたしました。

この再編により、新JBCCは、基盤系とアプリケーション開発系の技術力の融合によりシステム提案力を強化し、さまざまなお客さまニーズに対しワンストップでお応えできる体制を整え、当グループの中核事業会社(総合ソリューション・プロバイダー)としてグループ全体の成長をリードしてまいります。

また、新JBSは、全国展開でご提供できる運用保守サービス体制を基盤に、中核事業であるLCM(*1)、ITアウトソーシング等のテクニカルサービス、および環境関連等サービスに経営資源を集中させ、これまでにも増して競争力の向上を図るとともに、その経営資源と経験を活かし、医療機器関連、エネルギー分野等にも事業領域を積極的に拡大してまいります。

以上の組織再編により、当グループは経営のスピードアップ、お客様のための対応力の強化並びに効率化を含めた収益構造の改革をさらに進めてまいります。

なお、今回の組織再編に合わせ、現在までに行ってきたM&Aや分社化により分散化の傾向にある首都圏の事業所の統廃合も実施する予定です。これにより、ワークスタイルの変革を進め、フリーアドレス化を推進し、オフィススペースの効率的利用と社員間のコミュニケーションのさらなる活性化を図っていきます。

(*1)LCM :Life Cycle Managementの略。IT機器の調達から導入、運用、廃棄までをワンストップで提供する運用アウトソーシングサービス。

3.業績に与える影響

本組織再編は、当社の完全子会社間におけるグループ内組織再編であり、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。

また、事業所の統廃合に伴う当社の連結業績に与える影響につきましては、現在精査中であり、今後、業績予想の修正が必要となる場合には、速やかに開示いたします。

以上

(参考)再編イメージ


【現状:主な国内会社】 JBグループ:2800名

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【再編概要】

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【再編後】

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【 お問い合わせ 】
 JBCCホールディングス 広報担当
 松尾/村松 Tel:03-5714-5177 e-mail:jb_info@jbcc.co.jp

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