
2026年3月期 実績のご報告
日頃より当社グループをご支援いただき、ありがとうございます。
3カ年の中期経営計画「CHALLENGE 2026」の2年目となる2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)は、上方修正後*の目標値に対し計画を上回って進捗しました。注力事業であるクラウド、セキュリティ、超高速開発の3分野が順調に成長し、業績を力強く牽引した結果、売上高は760億円、営業利益73億円、営業利益率9.6%となりました。特に、ストック型ビジネスを軸とした事業構造への転換が加速したことで、売上高に占めるストック比率が50%を超え、4期連続の増収増益と5期連続の最高益を達成し、同時に、中期経営計画の当初目標である720億円を1年前倒しで達成しました。
*2025年5月12日発表
半導体価格の高騰、生成AI活用や、サイバー攻撃の複雑化・高度化を背景に、クラウド移行とセキュリティ強化の需要が高まる中、当社ではマルチクラウド活用にセキュリティ提案を組み合わせることで案件の大型化が進みました。また、 IT人材不足やコスト高への対策として、当社が強みとする運用付きマネージドサービスの需要が引き続き堅調です。JBアジャイルによる開発手法を特長とする超高速開発については、基幹刷新需要の拡大と、プロジェクト状況の改善に伴い、着実に進捗しています。
AI時代の新たなサービス構想
AIの進化は、IT業界全体に大きな変化をもたらしています。こうした大きな転換期にあたり、当社グループはAIを新
たな成長機会と捉え、「AI Native Company」への進化を進めています。当社グループ自らがAIを前提とした業務の変革に取り組み、その過程で培った知見やノウハウを事業へと反映させることで、お客様のAI活用を実践面から支援します。この考え方を具体的な形にしたものが、今春発表した「AIサービスモデル構想」です。

本構想では、AI活用の検討・推進から業務への定着に至るまでを一貫して支援します(上図参照)。業務知識を有する人材とエンジニアがチームを組み、お客様の課題解決に取り組むとともに、AI活用に不可欠なクラウドやセキュリティを含むプラットフォームを提供します。今後は、お客様自身が主体的にAIを活用し、業務へ取り入れていくことが当たり前になると考えています。当社グループは、本サービスモデルを通じて、自らの実践で得た知見を生かしながら、お客様の経営課題の解決に伴走していきます。
2026年3月には、AIを専門とするスタートアップであるスパイスコード社との資本提携を行いました。同社が有する高度なAI技術・知見と、JBアジャイルを組み合わせることで、独自の開発手法を一層強化し、競争力の高いサービス提供につなげていきます。
事業成長を支える人材への投資を加速
AI時代においても、組織を支えるもっとも重要な鍵となるのは人材です。当社は「Think × Act × Team」を人材
戦略の柱とし、人材戦略サイクルを通じて社員一人ひとりの成長を促進してきました。採用・育成への継続的な投資の結果、確実な人材確保が進んでいます。 3年間で当初計画の金額を上回る30億円を投資する予定で、今後はAI時代に対応した人材育成をさらに強化し、組織力の一層の向上を図っていきます。
JBCCグループは、注力事業による安定成長を基盤に、AIを次世代の成長ドライバーと位置付け、その活用を加速することで、中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます
JBCCホールディングス株式会社
代表取締役社長 東上 征司(ひがしうえ せいじ)