日本ビジネスコンピューター株式会社
JBCCホールディングス株式会社
IFRS(国際会計基準)適用に考慮
JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社でJBグループ(*1)の中核である、日本ビジネスコンピューター株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司、以下 JBCC)は、IBM Power Systems サーバー IBM i環境で稼動する中堅中小企業向けERPパッケージ EnterpriseVisionシリーズ(*2)の「EnterpriseVision 販売(*3)」において、新バージョン(Ver.3.0)を発表します。
2015年に想定されていたIFRS(国際会計基準)の強制適用について、昨今、流動的な動向となっていますが、グローバルな視点を考えるとIFRSへの対応は避けられない状況です。IFRS適用対象である上場企業のみならず、上場企業を取引相手とする非上場企業においても、会計の透明性確保を前提に、IFRSの適用を見据えた基幹業務の見直しが求められています。
「EnterpriseVision販売」は、Ver.3.0の発表により、IFRS(国際会計基準)/会計の透明性確保への対応をはじめ、多くのお客様から要望を受け、以下の機能を強化しました。
1.IFRS(国際会計基準)/会計の透明性確保への取り組み
透明性の高い収益認識のため、計上基準を「出荷基準」だけでなく「着荷基準(みなし検収)」、「検収 基準」にも対応。
-売上・仕入の着荷基準、検収基準対応
-積送管理の対応
-着荷基準は地区コードによるリードタイム設定機能を付加
2.売上・仕入実績のグラフ機能を強化
売上・仕入実績の分析や状況把握に役立つ視覚的なグラフ機能を追加。
-売上・仕入実績管理機能を追加
-メーカー別集計機能を追加
3.WorkFlow承認機能の強化
見積業務、受注業務、商品マスター登録業務にワークフロー機能を追加。
-承認ルート設定、承認者設定、金額による分岐条件等の設定機能を付加
4.パフォーマンスの向上
制限されたリソースで稼動するクラウド環境に最適化するため、SQLや実行管理のパフォーマンスチューニングを実施。これにより、IBM i環境を月額料金で利用できる PaaS型サービス「iクラウドサービス」でのパフォーマンスが向上。
「EnterpriseVision販売」の価格は、250万円(5ユーザー)~、iクラウドサービスを利用する場合は月額12万8千円(5ユーザー)~となります。販売は7月末より日本ビジネスコンピューター株式会社(JBCC)を中心としたJBグループで行い、初年度の販売目標は15本を目指しています。(価格は税抜)
【EnterpriseVision 販売 システム概要】
詳細は右記ホームページよりご参照ください。https://www.jbcc.co.jp/products/jbsw/erp/index.html
●特長
1.実務現場に即応する処理機能を標準装備
2.使い勝手を考えたエンドユーザーコンピューティング
3.内部統制を考慮したセキュリティ機能を標準装備
4.ニーズに応える強力なカスタマイズ機能
5.実務に便利なオプションソフト群
6.安心して使用できる信頼と拡張性のあるシステム
●売上・仕入実績のグラフ機能
(*1)JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/)
(*2) EnterpriseVisionシリーズ は、販売・会計・人事・給与・生産の各業務機能を「業務コンポーネント」と定義し、単体での稼動および連携を可能にしたERPパッケージ製品で、2003年の販売開始後、約250件の導入実績があります。
(*3) EnterpriseVision販売は、流通業・卸売業を中心としたお客様に共通する販売・購買・在庫の各種実用的な機能を装備したコンポーネント型ERPとして、2007年の販売開始後、約60件の導入実績があります。
<関連リンク>
●日本ビジネスコンピューター株式会社 http://www.jbcc.co.jp/
<お問い合わせ>
●報道関係の皆様
JBCCホールディングス 広報担当 松尾/村松
Tel:03-5714-5177 e-mail:jb_info@jbcc.co.jp
●お客様
JBCC ERP事業部 山田
Tel:03-5714-5345 e-mail:jbcc_erp@web.jbcc.co.jp