日本ビジネスコンピューター株式会社

JBCCホールディングス株式会社

日本アイ・ビー・エム株式会社

変化対応力をもったシステム構築を中堅企業向けに提供

JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社でJBグループ(*1)の中核である、日本ビジネスコンピューター株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司、以下 JBCC)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本孝之、以下 日本IBM)の協力のもと、ビジネス・プロセス管理 (以下「BPM」(*2))の考えに基づき、中堅企業の将来を見据えた最適なシステム構築を立案するコンサルティングサービスである「IT生涯設計プランニングサービス」を本日より提供開始いたします。

昨今のビジネスやIT環境の急速な変化により、中堅企業においても経営や事業の要求が高度化・複雑化しています。このような中で成長基盤を築くには、環境の変化に対応したKPI(*3)を正確に捉え、継続的に業務プロセスを最適化することが求められます。これを実現するために、大企業では、BPM/SOA(*4)の考え方を取り入れ、「継続的な変化に対応する柔軟性」と「業界標準による効率化と競争優位のための差別化の両立」を目指したシステム構築手法が広がっています。一方、中堅企業においては、大企業に比べるとBPM/SOAに基づくシステム構築のノウハウが蓄積されておらず、システム構築予算にも限りがあるというのが現状です。

「IT生涯設計プランニングサービス」は、人材が限られる中でもスピード対応が求められる中堅企業に向けて、環境変化に柔軟に対応するIT基盤を立案するコンサルティングサービスです。日本IBMの支援のもと、IBMのBPMアプローチに対して、中堅企業向けの経営・業務改革の経験を積んだJBCCのコンサルタントのノウハウを活用することで、短期間で実施できるサービスを実現しました。

このサービスでは、お客様との1~3ヶ月の集中的なディスカッションを通じ、経営・業務・IT課題の分析やIT資産の棚卸を行い「変化に耐性のある将来のシステム像」、「あるべき業務改革・ITの提言」、「システム化の方針と実行計画」を立案し、個々のお客様に適したシステム像と実現への手順を作成します。「IT生涯設計プランニングサービス」実施後は、日本IBMのBPM基盤ミドルウェアであるIBM(R) Business Process ManagerとJBCCのクラウドサービス、ERP等を利用して、上流工程から開発、テスト、実行、監視に至るBPM/SOAライフサイクルを一貫してサポートし、永続的な業務改革とプロセス最適化を支援します。

日本IBMは、2011年12月末までにIT生涯設計プランニングサービスを契約のすべてのお客様に対し、専任のファシリテーターを派遣し、適用効果をクイックに診断するアセスメントを無償で提供します。

また、JBCCと日本IBMは共同で、IT生涯設計プランニングサービスとIBM(R) Business Process Managerの拡販・提案活動、ならびにマーケティング活動を実施していきます。
  

「IT生涯設計プランニングサービス」の提供にあたり、7月1日付でJBCC内にBPM/SOAの専門組織を設立しました。JBCCでは、2011年に5件、2012年には20件のサービスを提供予定です。

【 IT生涯設計プランニングサービス の概要】

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●将来の変化にも柔軟に対応するシステム基盤を立案

SOAを活用し、パーツの組み合わせによる柔軟なシステム構築を提案
-外部のクラウドサービスや独自開発のアプリケーションなど、柔軟にパーツを組み合わせることで最適化を実現
-将来における環境変化に際してもパーツの組み合わせ変更により、スピーディーかつ低コストで対応可能
-共通領域にはERPを中心とした統合基幹パッケージの適用により標準化を推進し、効率的に安定したシステム基盤を構築
-企業の強みとなる独自領域は個別に開発、または既存システムをサービス化し、疎結合で柔軟に連携することで、競合他社との差別化を図ることが可能

●目標達成を実現するシステム基盤を立案

変化するKPIを正確に捉え、素早く変化に対応できる基盤を提案

【日本IBMの提供するBPM基盤ミドルウェア】
-IBM(R) Business Process Manager

(*1)JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/
(*2) Business Process Management:企業活動の俊敏性・業績・コンプライアンスの改善といった経営目標の改善に向けて、ビジネス・プロセスの改善サイクルを、人とITにより迅速に実現する新しいマネジメントの考え方・領域(日本BPM協会による定義)
(*3) Key Performance Indicator:企業目標やビジネス戦略を実現するため、業務プロセスをモニタリングするために設定される指標のうち、特に重要なもの。
(*4) Service Oriented Architecture:業務上の処理に相当するソフトウェアの機能をサービスに見立て、そのサービスを連携させてシステムの全体を構築していく手法。
(*5) お客様の規模や要件に応じ期間は変動します。


<関連リンク>

●日本ビジネスコンピューター株式会社  http://www.jbcc.co.jp/ 

<お問い合わせ>
●報道関係の皆様
 JBCCホールディングス 広報担当 松尾/村松 
 Tel:03-5714-5177 e-mail:jb_info@jbcc.co.jp

●お客様
 JBCC マーケティング 木下 
 Tel:03-5714-5124 e-mail:cv_mail@web.jbcc.co.jp