JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
JBCCホールディングス株式会社

JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社でJBグループ(*1)のオリジナルソリューション開発会社であるJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:谷口卓、以下 JBAT)は、生産管理システム「R-PiCS(アールピックス)」と、設計と製造のBOM(部品表)をシームレスに連携するサービス「R-PiCS統合BOMオプション」を2016年8月初旬より提供することを発表します。

製造業において「製品コストの8割は設計の段階で決まる」と言われ、設計・製造間で情報を連携・共有し一元管理することが重要です。しかしながら、多くの中堅中小企業では、未だ紙に出力したCAD図面とExcelの運用が主流で、改訂に伴う図面の版管理がされていないことにより図面の版数を間違えるなど、人に依存したことによる問題が発生しているのが現状です。

今回発表の「R-PiCS統合BOMオプション」は、製造業の部品表管理に必要とされる機能をパッケージングし、R-PiCS V4 / R-PiCS Exと連携して、製品の設計技術情報(E-BOM)と製造部品表(M-BOM)の統合管理を実現します。設計情報と製造情報の分断により発生していた手間や、紙の運用によるミス・手戻りを最小限に抑えると共に、製造側で発生している部品原価情報や販売実績などを設計側と連携・共有することで、製品コストを意識した設計を可能にし、間接業務コストと製品コスト削減を支援します。

「R-PiCS統合BOMオプション」は2016年8月から、サービスの提供を予定しており、初年度、20社への販売を目標としています。

(5同時ユーザーライセンス:1,500,000円~(税抜)※導入・初期設定費用が別途必要)

【R-PiCS統合BOMオプションの特長】 http://www.r-pics.com/product/function/bomoption.php

・R-PiCSとシームレスに連携
R-PiCSから設計部品表の自動取込が可能。(R-PiCSで製造部品表変更後も再取り込み・連携可)R-PiCSに登録済の購買情報も自動連携するため、設計と製造部門で製品コストの共有を実現。

 

・Excelと同じ操作感の部品表編集
コピー/貼り付けなどの基本操作の他、列の入れ替え、項目のソート、ページ内検索など使い慣れたEXCEL感覚のユーザーインターフェースで、特別なトレーニングなしに部品表の編集が可能。

 

・設計業務に必要な機能を標準装備
BOMの作成・比較から、版数管理、構成一括変更の他、ワークフローによる承認機能も標準装備。設計業務に必要な機能を網羅し、最低限の初期設定で運用を開始することが可能。

 

【R-PiCS統合BOMオプションの概要】

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【R-PiCS製品一覧】

製品名 特長
R-PiCS V4※ 受注生産と見込生産の両方に対応する(ハイブリッド生産対応)オールインワンモデル
R-PiCS Ex※ 組立・加工業に必要な機能を厳選して提供する低価格モデル
R-PiCS NX MRPエンジン搭載、基準日程計画(MPS)に基づくリピート生産にも対応が可能なオールインワンモデル

※R-PiCS統合BOMオプション対応製品

■生産管理システム「R-PiCS(アールピックス)」について  http://www.r-pics.com/
「R-PiCS」は、販売開始から20年以上の実績を持つ生産管理システムです。見込生産から受注生産まで様々な製造形態に柔軟に対応可能なWeb型のシステムで、中堅企業を中心に国内外で630工場を超える導入実績があります。(2016年4月現在)


(*1)JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。

(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/)


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JBCCホールディングス 広報 松尾/村松 
Tel: 03-5714-5177  e-mail: jb_info@jbcc.co.jp

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