デジタルガーディアン株式会社
JBサービス株式会社
JBCC株式会社
JBCCホールディングス株式会社

JBCCホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田隆司)の事業会社でJBグループ(*1)のマネジメントサービス事業を担うJBサービス株式会社(代表取締役社長:三星義明、以下JBサービス)および中核であるJBCC株式会社(社長:東上 征司、以下JBCC)と、データ・プロテクション・プラットフォーム「Digital Guardian」を提供するデジタルガーディアン株式会社(カントリーマネージャー:谷口忠彦、以下 デジタルガーディアン)は、協業し、「OPTi Secure データプロテクションサービス」を6月1日より提供することを発表します。
※ 東京ビッグサイトで開催される「情報セキュリティEXPO」(会期:5月10日~12日)のJBサービス「OPTi Secure」ブースにて展示します。

1.背景

高度化・多様化するサイバー攻撃や、内部関係者による情報流出など、企業は多方面に渡るセキュリティ対策が求められ、自社の情報システム部門やセキュリティ対策製品の導入だけでは対処が難しくなっています。システムの安定稼働はもとりより、個人情報の保護や知財情報の管理は、企業のみならず、社会や国にとっても守るべき重要な課題となっています。
JBグループでは、多様化するお客様のニーズに応え、企業の安全・安心なシステム運用を支援するため「OPTi Secure」の総称のもと、セキュリティサービスの拡充を図っています。今回、知財分野の情報保護で高い評価とグローバルな実績を誇るデジタルガーディアンと、セキュリティの運用サービスを全国で展開するJBサービスが協業し、製品の販売に加え、高度なセキュリティ運用サービスを、大企業だけではなく自社での運用が難しい中堅企業まで、幅広く提供することとなりました

2.提供サービス

デジタルガーディアンが提供する「Digital Guardian」は、”情報を守る(データプロテクション)”に焦点をあて、外部からのサイバー攻撃と内部犯行からデータを守り、情報流出を阻止するソリューションです。ファイル単位で細かなセキュリティポリシーの設定が可能で、エンドポイント(端末)の全てのプロセスを可視化・制御し、重要データの流出を未然に防ぎます。 「OPTi Secure データプロテクションサービス」は、JBグループの運用センターSMACに「Digital Guardian」の管理サーバーを構築し、セキュリティに関する高度な知識を持つ専門技術員が、お客様のポリシーに応じた詳細な設定や、日々の運用を行います。不審なイベントやデータ操作を監視・分析し、必要に応じてエスカレーションを行うため、自社での運用負荷、初期導入コストを抑え、高度なデータ保護環境を利用することができます。また、定期的に提供する分析結果レポートや運用のアドバイスをもとに、自社の重要データ保護方針やデータ取り扱い手順の評価、改善につなげ、継続的なリスク分析を行うことが可能です。 「OPTi Secure データプロテクションサービス」は、JBグループおよびデジタルガーディアンの販売パートナーを通じて提供し、既にデジタルガーディアン製品を購入・利用しているお客様にも運用サービスの提供が可能で、幅広いお客様の安全なシステムの運用と事業継続を支援します。

図表_20170420.png

3.今後の展開

JBサービスとJBCCは、デジタルガーディアン製品の構築・運用を行うエンジニアの育成を推進し、高品質なサービスの提供を行うとともに、SIEM(*2)をはじめとした他のセキュリティ製品との連携による脅威の検知と分析など、周辺サービスも順次提供を行う予定です。デジタルガーディアンは、JBグループに対して各種トレーニング等の技術支援と、イベントやセミナー等のプロモーション活動を共同で実施します。 JBグループは、デジタルガーディアン製品に関連したサービスを含め、「OPTi Secure」で提供するセキュリティサービスについて、2020年までに37億円の売上を目指します。

■OPTi Secureについて https://www.jbsvc.co.jp/optisecure/

JBグループのSMAC(Solution Management and Access Center)を活用した統合セキュリティブランド。Web、ネットワーク、エンドポイント、監査というセキュリティの4領域に対し、特定・防御・検知・対応・復旧の5つのステップで、クラウドおよびオンプレミスの双方で各種サービスを提供します。

■運用センターSMACについて(ソリューションマネジメント&アクセスセンター) https://www.jbsvc.co.jp/products/it/smac/smac.html

SMAC(Solution Management and Access Center)。お客様のITインフラを24時間365日体制で支援する運用センター。SMACから各種サービスを一元的に提供することで、複雑なシステム運用の負荷軽減や人材不足の解消、情報セキュリティの維持管理などの課題を解決しています。万一のトラブルが発生した場合には、SMACと全国のサービス拠点が連携し、ITシステムの障害回復支援や保守サービスを行う体制を整えています。2015年4月より東京、大阪のSMACにSOC(*)機能を新たに追加し、近年その手口が高度化する標的型攻撃への対応や、マルウェアの分析等、セキュリティ技術を強化し、クラウド環境を利用した各種セキュリティ対策ソリューションを拡充しています。
*SOC(Security Operation Center):セキュリティに特化した運用監視センター

■JBサービス株式会社(JBS)について https://www.jbsvc.co.jp

運用センターSMAC(Solution Management and Access Center)と全国のサービス拠点をベースに、IT・セキュリティに関する監視・運用・保守サービスを提供しています。近年頻発するサイバー攻撃を背景に、セキュリティ対策サービスを強化し、お客様ごとに最適なサービスを組み合わせ、安心・安全なシステム運用を支援しています。また、医療分野、3D分野にもサービスの領域を拡大し、新たなビジネスの創出にも取り組んでいます。

■デジタルガーディアンについて https://digitalguardian.com/ja/about/

米国ボストンに本社を構え、英国、日本、インドなどにオフィスを置き、54カ国を超えてビジネスを展開しています。10年以上にわたりデータセキュリティにフォーカスし、次世代データ・プロテクションの統合型ソリューションを提供しています。社名にもなっている次世代データセキュリティ製品「Digital Guardian」は、今日の情報セキュリティの究極の保護対象である最も重要な資産である“データ保護”を実現します。データセントリックなデータ保護の機能により、悪意のあるシステム管理者や内部犯行による情報漏洩、加えて、プロセスの可視化や振る舞いの監視により、標的型攻撃やランサムウェアなど未知のマルウェアによる外部脅威にも対処でき、重要な資産のデータ保護を実現します。
デジタルガーディアン株式会社は、米Digital Guardian, Inc.の日本法人として2006年に設立。

 

(*1)JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/

(*2)Security Information and Event Management:機器やアプリケーションから収集したログ情報を活用し、管理・通知する仕組み


製品・サービスに関するお問合せ先
JBサービス株式会社 セキュリティ事業 平田/高橋
Tel: 03-6380-4818  e-mail: jbs_security@jbsvc.co.jp

JBCC株式会社 セキュリティ推進本部 渡辺/喜多村
Tel: 03-5714-5346  e-mail: Service@Web.jbcc.co.jp

報道関係のお問合せ先
JBCCホールディングス株式会社 広報 松尾/村松
Tel: 03-5714-5177  e-mail: jb_info@jbcc.co.jp