JBCCグループ社員の自律した柔軟な働き方を支援する「StyleJ」。誰もが自分らしい働き方を選択できるようになりました。制度を上手く活用しながらライフステージに合わせてキャリアを築くメンバーが自らの経験やこれからのことなどを語り合います。

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※この記事は2023年8月時点の情報です。

# 育児と向き合う時間のなかで、気づけたこと

米山:はじめまして。昨年、育休を取得されたのですね。お子さんはおいくつですか?

住友:3歳と1歳の男の子です。2人目が生まれるタイミングで家族と相談し、約1ヶ月の育休を取得しました。ヘルスケア事業部の男性社員で育休を取るのは、私が初めて。前例がなく、周りに迷惑かけないか悩みましたが、思い切って上司に相談したところ、快く受け入れてもらいました。人事制度が整っていて、誰もがあたりまえに利用できる風土もあり、ほんとありがたかったです。

米山:実際のところ、仕事から離れてみてどうでしたか。

住友:朝起きてから寝かしつけまで、私は主に上の子を担当しています。部屋中を走りまわっては壁に鼻をぶつけて青あざを作ったり、時には保育園に向かう玄関先で、急に上着を着ると言い出し、なかなか進まなかったり。思い通りにいかないことのほうが多く、育児の大変さを痛感しました。

米山:私の息子も9歳になりますが、今でも朝は学校の支度から出かけるまで、時間に追われて大変です。そういう意味では同じですね (笑)

住友:以前は月~金まで出張、土日に家に帰ることも多かったのですが、コロナを機に、お客様とのオンライン会議やテレワークも一気に進み、働き方は一変しました。それぞれの事情に合わせて働き方が選択できるようになったのも大きいですね。育休によって、共働きの奥さんと家事・育児を協力しながら大変さを共有できたこと、周囲の理解や支えもあって仕事でキャリアを築きながら、子供たちに向き合えたことには、感謝しかないです。

# 人の支えがあったからこそ、今がある

住友:米山さんは子育てしながら、キャリアを築いていらっしゃいますね。

米山:入社以来、法務部門でキャリアを積み、約1年半の育休を経て、現在はホールディングスの法務・コンプライアンス担当としてグループ全体を見る立場にいます。心掛けていることは、専門性を持った部門メンバーが個々に能力を発揮しつつもチームとして連携し、仕事を上手く回せるようにすること。個々の持つ長所を引き出してあげることです。管理職としての腕の見せ所でもあり、面白さでもありますね。

住友:ここまでの道のりはどうでしたか。

米山:入社してからこれまで、決して順風満帆ではありませんでした。今でこそ女性活躍推進法など、女性も責任ある立場になることを求められる世の中になりましたが、正直、私は管理職を目指そうと考えたこともなかったくらいです。女性の管理職を増やすために、特別な教育が必要とか、制度を作るとかそんな声も耳にします。ただ、私なりに思うのは、人が頑張ろうと思えるのは周囲の人がいてこの人のために頑張ろうとか、大事にしてもらったから自分も大事にしようとか、そこが一番重要なのかなと。その気持ちが連鎖して人は頑張れるのだと思っています。

# 自分らしく、働き続けるために

住友:これまでなら、朝早く家を出て夜遅くに帰宅し、寝顔を見る。そんな時代から子供の成長を傍で見守りながら働き続けることができる、これからのスタイルかもしれないですね。タイミングが合えば、ぜひみなさんにも育休おすすめしたいです。

米山:昔ほどしゃかりきに頑張らなくても仕事・プライベート自然体でどっちも大事にできる時代。価値観も違えば大切に思うことも人それぞれです。上手く制度を活用しながら、自分なりのやりがいを持って働き続けられるといいですよね。

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米山 雅子
2002年入社。入社以来、法務部門でキャリアを築きながら、出産・育休を経て、今年度より法務・コンプライアンス担当として執行役員に就任。グループ全体のバランスの取れたリスクマネジメントに向けて日々アドバイスや助言を行う。現在9歳になる息子の母。海外旅行が好きで、これまで訪れた国は20か国以上。今年は家族でシンガポールの旅を計画中。

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住友 秀輔
2011年入社。病院への電子カルテ導入をメインにプロジェクトの進捗管理や導入サポートを行うSEとして活躍。病院DXを実現するため、医療向けのkintone利用提案や開発も行う。幼い2児の父としてテレワークを上手く活用しながら、仕事と育児をこなす。趣味は学生時代から続けているソフトテニス。

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